2011年のこと

2011年について。
ブログを書いてみようかなあと思ったのが今年の2月くらい。


それくらいから放置!見事に放置!


でもちょうどそれくらいの時期からまとめておきたいこと思っていたことが溜まっていて、自分の中でふつふつ、ぐつぐつ、ぐてぐてと何か悪いものが溜まっていく感があったので、いい機会にこれからちまちまと何か思ったことを、140字じゃ収まらないなと思ったこと書いてみたい。





まず。3年くらい続けていたバンドの活動をやめたこと。
後から気付いたことは、ものすごくたくさんの時間をそれに費やしていてそれが自分の唯一の言うなれば自己表現の場だったということで。
それと同時に始めたバイトもなあなあに続けて、むぎっー!!!!みたいなストレスは募るばかりなのに、アウトプットがない!といってはよくわからないところに当たるばかりでなんだかもう・・・・ね・・うん・・・・。




そこからはなんやら修行僧のような日々が続いて、あ。でもいいことももちろんあって。良いことと言うかフジロックに行けたのは本当に良かった。好きなバンドのライブが見れたこととか、ながいながーい試験後に直で行って溜まりに溜まったストレスをぶちまけたこととかも良かったんだけど。
会場の、"音が溢れてる"みたいな空間がほんとに言葉にできないくらい幸せで、小さいことはどうでもいいやーと思えてしまうようなそんな時間だった。
来年もいくぜい!三日間!テント生活!





今までの書き方からすると、あまりいいことのなかった一年に思えるような書き方なんだけれど(実際そのような気もする・・・)
そんな中でも特にいろいろ考えさせられたことがあって。


中学校のときに担任でお世話になった先生が亡くなってしまって。歳をとってるわけでもなかったからとても驚いて、しかもそれがあまりよくない最期だったらしいと聞いた。




あのさ、
男子トイレにバリアフリーの手すりがあるじゃない?(こいつ話下手だなって声が聞こえる・・・
中学校のときに、そこによく体重をかけてぶら下がったり座ったりしてたんだけどね、まあそんなことしてたら案の定壊れたわけです。壁に打ち付けてあった所からがっつり折れてけ壁に穴もあいちゃったわけです。


もう、やっベーやっべー!だよね。でも、何を思ったか(これ黙ってたらバレないだろ…)とか思った自分をもうぶん殴ってしまいたい。すぐ先生に言えよ!なにやってんだよ!


そんなこんなでトイレが閉鎖するような事態に一時期なってしまってこれはまずいぜ……と思って、明らかに確信犯的に壊したはずなのに、「やっちゃったの自分かもしんないっすねー」みたいななんともよくわからない告白をその先生にして、「まあ、ちょっと力加えたくらいじゃ壊れるはずないんだけどなあー」とかその先生に言われつつもなんとなーく、卒業した。



大したことじゃないと思ってた。別に今でも大したことじゃないだろうと思う。そんなこと。
だからこそいつか、なんか成人式みたいな、そうじゃなくても大人になって会ったときに、「あのトイレのやつ、おれが壊したんですよ〜すいませんでした〜」とか言おうと思ってた。



亡くなったという話を聞いたときも、なんか腑に落ちないような、え?いやいやいやみたいな感じだったけど、結構な時間が経ってそんなことを考えていたら、あ。もう謝ったりとかそういうの無理じゃんと気付いたら、悲しいというか、焦ってくる。





明日なにがあるかなんてわからないというのをすごく感じた。地震だってそうなんじゃないかなと思う。
でもそれは特別なことではなくて、当たり前のようにあることに今自分が直面してるだけで、誰か親しい人がなくなってしまったら驚くし、きっとヘコむし、悲しいしそれには慣れないとおもう。


だから、いつか久しぶりに会ったらさ、とかそうじゃない、と思うようになった。
意味なんてなくて嫌いだと思っていたmixiとかにもちゃんとした繋がりというか意味はあるんじゃないかなと努力はしてみようと思った。最初から嫌いになることない。
せっかくたくさんの人に会えるんだから、もっとそういう一つ一つを自分から無駄にしたくないなあと思った。いろんなものの在り方は一つじゃないんじゃないかと思う。





ACIDMANのライブの中のMCでとても印象に残ったことばがあって、
「何十億年と続いてる宇宙の中で、一つの時代に一緒にいることはとても奇跡だと思う。」
そんなニュアンスのこと。




なんか、もう今年で十代が終わってしまうというのが酷く絶望的なことのように感じているけど、それ以上にもう19年も経ってるのかよっていうことにも驚いてしまう。
有意義とか充実とかは別になくたっていいから、やりたいことをやろうと思います。
(手始めにバイトをやめました←)




2011年もたくさんの人に会いました。
ありがとう!